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(サッカー・J秋春制 再考)(中)雪と寒さが最大の壁快適な観戦、程遠く
2011/12/28付 日本経済新聞 朝刊
Jリーグには札幌や山形、新潟、富山など降雪地、寒冷地に本拠を置くクラブがある。
その事情を考慮して、日本サッカー協会の大会スケジュール改革プロジェクトの答申案では「1、2月はリーグ戦を中断する」としており、推進派は「開幕が3月初旬から8月中旬に変わるだけで、開催期間はさほど違わない」と強調する。
試合中の激しい雪で、観客は寒さに震えた(2009年3月14日の山形―名古屋戦)しかし、雪国のクラブにすれば、厳冬期をはずしたとしても冬をまたぐスケジュールは受け入れがたい。
新潟の田村貢社長は秋春制について「快適な観戦環境が整えば検討できるが、現実的には極めて難しい。大きなリスクがある」と語る。
雪だけでなく強風で交通機関が乱れるケースも目立つため、試合は開催できるとしても、会場へのアクセスに支障が出かねない。
「冬は外出を控えようという向きが多いので集客が苦しい。観客が減れば、スポンサー収入にも影響しかねない」。
駐車場の除雪に1回、千万円単位で費用が掛かる可能性もあるという。
「雪で練習ができない場合は他県に行く必要がある。それでは地域密着といえないし、滞在費も掛かる」と田村社長は訴える。「日本代表選手の休みを確保したいのであれば、天皇杯決勝の前倒しで解決できる