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専修大DF本名正太朗(3年)
2012年度第36回総理大臣杯全日本大学トーナメン 準々決勝 専修大0-0(PK3-2)中京大
「インカレはもどかしい気持ちでずっと外から見ていた。今回は自分の力で日本一になりたいという気持ちを持っていた」。
専修大の背番号29、CB本名正太朗(3年=川崎F U-18)が悔しさをピッチでぶつけてチームを4強へ導いた。
110分間を無失点に抑えて役割を達成。源平貴久監督もマン・オブ・ザ・マッチに推薦し、そのプレーを高く評価していたが、主力の離脱によって守備陣が崩壊しかねない状況のなかで3試合310分間(ボランチで出場した時間を含む)1失点と本人も自信をつけている。
「CBはずっとメインでやってきたのでポジション自体には慣れている。これが逆に良かった。(4年生が不在だったが)自分が引っ張らないといけないと思っていた。きょうは9番(中村)の裏のケアに特に気をつけて、一本のパスに対しても集中していた」と納得の様子だった。
昨年は20歳以下の全日本大学選抜メンバーの一員としてイタリア遠征を経験。チームにとっても期待の戦力だったが、後期関東リーグ戦開幕直後に右ひざを負傷してその後の出場はなし。
チームが関東制覇、日本一になる姿を悔しい思いで見つめていた。そして今年に入って手術を敢行。復帰した関東リーグ戦前期は波があり、ポジションを確保することができなかった。
個人としてもチームにとっても納得するプレーができなかった。それでも総理大臣杯へ向けて体のキレが向上すると、初戦はボランチとして先発出場。
「前は力がある。後ろはしっかりとケアできればいい」。次のターゲットは準決勝の駒澤大。強力攻撃陣を最終ラインから支えて「今回は自分の力で日本一になる」ための王手をかける。