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2012年01月19日 朝日新聞 朝刊 10版19面
自由自在 「手術で球速アップ」の誤解
米国で「手術をすれば球速が上がる」と信じている人たちがい
ることに驚いた。その手術は多くの大リーガーも受け、昨季、右
ひじを痛めたレッドソックスの松坂大輔も受けた「トミー・ジョ
ン手術」だ。
元ロッテの村田兆治さんのひじを回復させたフランク・ジョー
ブが1974年に考案した。痛めた靭帯を取り除き、腕や足首な
どの腱の一部を移植する。当初の成功率は5%だったが、今は9
割とも言われる。もちろん、対象の関節はひじだけではなく、柔
道や格闘技の選手も受ける。
勘違いされる理由は手術した投手が軒並み球速を上げ、活躍し
ているからだ。