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【J2】各クラブの補強診断（下）サッカーコラムJ３Plus+
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ギラヴァンツ北九州 ・・・ 「B-」
2011年は、J1の強豪クラブで埋もれていたMF木村やMF安田を再生し、主力に育てることに成功したが、今オフも、FW加部(甲府)、
FW端戸(横浜FM)、MF竹内(清水)、MF新井(FC岐阜)、DFキローラン木鈴(東京V)、GKキローラン菜入(東京V)とノビシロのありそうな若手を大量に獲得した。
即戦力クラスの補強はなかったが、若手の育成に自信があるからこそできる補強といえるだろう。
この中で、もっとも注目したいのは、FW端戸で、横浜FMではあまり出番に恵まれなかったが、
マリノスで育った若手は、MF乾、FWハーフナー・マイク、MF水沼、FW齋藤学とレンタル先でブレークすることが多いので、
FW端戸にも同様の活躍が期待される。横浜FMのような規模の大きなクラブになると、よほどスペシャルな選手でない限り、
入団して1年目、2年目、3年目でチャンスを得るのは難しく、年代別の代表を経験した選手でも、埋もれがちになるので、
今回の移籍は大きなチャンスであり、生かしたいところである。FW端戸に限らず、三浦泰年監督は選手にハードワークを求めるので、
選手としての成長につながる可能性は大なので、どのように変わっていくのか、期待したいところである。