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橋下徹という人物は、恐らくこの国にとって久々に生まれ出た革命児なのでしょう。
彼を批判するのは彼の施策によって自分達が少なからずマイナスを被る立場の
人達ばかり。今は大阪市議及び市職員がその代表なのでしょうが、もし彼が落選
するようなことにでもなれば、私は大阪市という都市に住む有権者に対して、
大いに“落胆”してしまいます・・・。
確かにもう少し言葉を選べばいいのに・・・、もう少し感情を抑えて・・・、
と思うところはあります。が、政治家は話や言葉を選んでナンボ、冷静さで
ナンボ・・・ではありません。市民・県民・国民、そして国、自治体の為に
何をしたのかで評価されるべきものです。そういう意味で、彼の姿勢、
考え方、そして生み出した結果というのは、称賛されてしかるべきです。
知事着任早々、いったい他の誰が「あなた方は破産会社の従業員だ！」
などと職員に向かって言えるでしょう。一般の企業だったら既に倒産して
いる内容であっても、お役所だからこそ平然と高い給料が支払われ続け、
そこに何の問題意識も持っていない人種に投げかける言葉としては、
私から見ればごくごく当たり前な発言です・・・。そして本当にそれに
メスを入れ、初年度から赤字を黒字に転換させるなど、一般企業の経営者
であったら“辣腕経営者”と呼ばれます。
日本全国津々浦々のリーダーに、こういう人物が出てきてくれることを
願って止みません。改革を実践できる人はみな少なからず無鉄砲さは持つ
のでしょう。沈着冷静さだけではモグラ叩きにぶっ叩かれるだけです。
今のスタンスで良いから、多少の無鉄砲さには周囲こそ寛容さを示し、
大阪を改革した後、そののち国政に登場してくれることを期待しています。
良い事に対する“独裁”なら大いに結構じゃないですか！ 自分達の欲得
だけで改革を阻止しようとする輩には、残念ながら多少の荒っぽさは
必要だと感じています