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NASA「空が落ちてきている、原因はわからないが何か重要なことが起きているのかもしれない」
ニュージーランド・オークランド大のチームが、テラの観測データから雲の高さの平均を計算したところ、
2000年から10年間で約1%に相当する30~40メートルの低下が判明した。
チームは「原因はわからないが、何か重要なことが起きていることを示しているのかもしれない」という。
雲が下がると、地球から宇宙空間に対して熱が逃げやすくなる。
今回見つかった現象は、地球温暖化の進行に歯止めをかける「負のフィードバック」機構の可能性もあり、
チームは20年ごろまで続くテラの観測を注意深く分析することにしている。(松尾一郎)
asahi.com 2012年3月29日1時41分
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