12/05/23 01:21:42.92 9gHmsv5D
>>777フィーバー
SE102の対物レンズ透過率とR130sfの副鏡径およびミラーの反射率がわからないので一般的な回答をいたします。
SE102の集光力はレンズのロスが全くない場合、102mmの二乗÷7mmの二乗なので、212倍
R130sfの集光力は、斜鏡遮蔽および反射鏡のロスを全く考えない場合、130mmの二乗÷7mmの二乗なので、345倍
これらはカタログに載ってる集光力の数値です。肉眼の何倍の集光力があるかという値で、
肉眼の瞳径は7mmとして計算した値です。
では、実際の明るさはどうなるかというと、
屈折望遠鏡の場合は、計算上の集光力に、レンズの透過率を駆ければよい。
ガラスは、光を反射するのでその分光をロスします。その反射を軽減するため無反射コーティングが施されます。2枚玉アクロマートレンズは反射面が4面あるので、モノコート1面の反射率を4%とすると、全面モノコートレンズでは透過率が85%程度。
全面高透過率無反射コートしたレンズであれば99%近くにはなるようです。しかし実際は、安価な望遠鏡は全面コーティングしているものは少ないです。
とりあえず、全面モノコートと仮定してして計算すると、212倍×0.85=180。つまり、SE102の実際の集光力は、対物レンズが全面モノコートであれば180倍ということになります。しかもこれは、レンズのガラス材でのロスは考慮していません。
一方、R130sfの方は、主鏡および斜鏡のアルミめっきの反射ロスと、斜鏡による遮蔽ロスがあります。増反射コートしていないアルミめっき膜の反射率は、一般的には90%程度です。あとは、自分で計算してみてください。