12/06/24 13:33:17.31 EBDT6jFK
>>497
私は20年以上、ごみ焼却プラントやセメント製造プラントなどの、電機・計装・制御システムなどの設計に深く携わってきたので、
私の知り得た範囲で少し意見を述べさせて頂く。
ごみ処理場でセシウム含む震災ガレキを焼やした場合、セシウムは高温により気化するが煙突から排出される前に排ガスは必ず冷却され、
大部分のセシウムは他の塵と共にバグフィルタ設備で回収されると思われる。
「思われる」とは、もともと最新鋭のゴミ焼き場はダイオキシン対策の一環として建設・更新され、放射性物質の処理を行う仕様になって
いない事は今更述べるまでもない。
また、設備は2重化されているが、重大な故障が生じた場合、排ガス経路はバイパスされ汚染物質は一時的にそのまま煙突から排出される事になる。
排煙から回収されたセシウムを含む塵は焼却灰として管理されるらしいが、セメントの原料としてリサイクルする場合はセメント工場で焼成する過程で
再び同様の問題を引き起こす事が懸念される。