12/03/14 14:05:35.52 c49OSJMn
北半球にお住まいなら、今週の日没後、西の空を見てみよう。肉眼で見える最も明るい2つの惑星、木星と金星がとても接近しているのが見えるはずだ。
2つの惑星は今週中ずっと近くに見えるが、日本では14日夜に最も接近する。間隔は3度、つまり手を伸ばして指2本分の幅くらいしか離れていない。
2つの天体が天球上でほぼ重なって見える状態を「合」と呼ぶ。
しかし、これは視覚的に近づいて見えるだけで、実際には今回の場合、
金星は地球から約1億2200万キロ、木星はその7倍近くの約8億4400万キロ離れた位置にある。
北半球全体で見られる今週の天体ショーは、日没後から金星と木星が西の地平線に沈むまで、4時間以上続く。
イリノイ州シカゴにあるアドラープラネタリウムの天文学者ゲザ・ギュク(Geza Gyuk)氏は、
「このような合に特に科学的な価値があるわけではない。惑星に人生を支配されていると私たちが考えることはもうないとはいえ、
やはり惑星の合は美しく、目に入りやすい」と話す。
ギュク氏はさらに、「今回の合は、沈む太陽から離れていて、空の高い位置に見えるという点で少し特別だ。火星も反対側の東の空にある」と付け加えた。
URLリンク(image.excite.co.jp)
金星と木星の「合」。今週フランスで撮影した。
URLリンク(www.excite.co.jp)