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９０事業「仕分け」へ 公開で、１・２兆円分
2012年5月24日 22時21分
政府の行政刷新会議（議長・野田佳彦首相）は２４日夕、官邸で会合を開いた。
２０１１年度の全事業のうち規模の大きい９０事業、計約１兆２千億円分を対象に、各府省庁が「仕分け」の手法で無駄を洗い出す作業を６月に公開実施する方針を決定した。
府省庁が独自に予算執行状況を点検する「行政事業レビュー（見直し）」の一環で、本格的な取り組みは初めて。
消費税増税に向け「身を切る改革」をアピールし、国民の理解を得る狙いがある。
首相は会合で「国民の視点を踏まえて主体的に事業を点検、改善してほしい」と述べ、見直し結果を１３年度予算案の概算要求に反映させる方針を示した。
（共同）