11/10/06 21:43:40.59 tkT10iDI
最近読んだ台風の本で村山貢司『台風学入門』があったけど、全く駄目な代物だった。
データを集めてユニークな図とか作ってるのはいいんだけど、気圧の経年変化とかで
全くドボラック法に関する言及がなく、航空機時代と推定時代も同じに
プロットしている。それに2004年の台風多上陸を単純に温暖化のせいにしているなど、
IPCCと気象庁の御用としか思えない本だった。
全く「智慧」のない本だ。この人の穏やかな人柄に親しみを抱いていただけ残念。
それに比べて饒村曜の本はかなり熟成が効いていると思う。