12/03/30 10:57:34.90 LsvQ1ira
1936年2月4日午後からの東京地方を襲った暴風雪は、30㎝-40㎝
の積雪と15m/sを超える強風が吹き荒れたのですが。
前日2/3発表の中央気象台の2/4の東京地方の天気予報は「北東の風
、曇り天気次第に悪くなる、寒さ和らぐ」
2/4午前発表の中央気象台本日の東京地方の天気予報は「今晩は、
始め南の風で暖かく曇り、一時小雨 後北西の風で寒くなり天気
恢復する」
2月4日の東京日日新聞天気予報の欄には「南の風 晴れたり
曇ったり 暖かくなる 夜は風弱く曇り勝ち」となっており
全く暴風雪を予想できていなかったのです。
2月4日午前6時の天気図では、山陰沖に発達した低気圧。
南岸低気圧は見あたりません、後に紀伊半島沖に低気圧が
発生し急激に発達東進し、山陰沖から東進した低気圧と
房総沖で一つになり更に発達し東進しました
2月4日午前6時 高知は南西の風-0.2℃雪 松山南の風8.5℃曇り
など、天気図に見えない低気圧の兆候?が・・・・
この難しい天気予報の為か、節分で高尾山や大山(神奈川)
に大勢の人出があったのですが、吹きだまりで肩まで積雪の中
数名の方がそれぞれ遭難して亡くなっています。