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【社会】「働けるのに仕事もせず無職」でうろついていた男を逮捕 判断基準は?★2
スレリンク(newsplus板:950番)
950 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/11/16(金) 18:57:17.58 ID:aHTnVObV0
まず、たとえば給料こそ多いが、
過労死する人間や
過労死一歩手前の人間や
過労死に多少近い人間というのは、
方向性こそ真逆であれ、
彼らは、ホームレスと同様に強度が適切でないところまで行っているという点において、
ホームレスと同種の人間である。
これは、同じような言い方をするしないの差こそあれ、誰もが同意している。
しかし、よくよく考えれば、このことに同意する人でさえ、
日常の感覚のなかにおいては、
「怠けたい」という欲求に抗ってるという点を評価するあまりに、
過労死に近づいてる自分を、健全なる社会の一員のほうに自覚して疑わないのである。
さらにこれが、その過労死に近づくような人間のうち、
自分とは圧倒的に労働量の少ない妻によって、搾取されてる者ともなれば、
それはもはや喜劇とでもいうべき滑稽な代物ではないか。
一般的に、通常、「健全なる家庭人」として分類されうる彼を、
むしろ私は、ホームレスや狂人や、戦時中の殺傷と同類のものとして認識するだろう。
日常は、歴史的・地理的な相対化をとおして、
その正常性のなかに、黒い異常性を見つけ出すことができるのだ。
文化とはつまり、
その時代の異常に対する麻痺を与えてくれる、薄められた毒薬の名前なのである。