07/09/29 19:57:36 V2rz7FfC
あるデパートの倉庫での出来事。缶詰め会社のA社員が、パイナップルの缶詰めを10箱納品して帰ろうとしたところ、本社から電話があった。
10箱のうち1箱分は、機械の故障で、全部パイナップルが一切れ少ないまま缶詰めにしてしまったので、至急回収せよという指令である。
缶詰め一個につきパイナップル一切れ分、約50グラムずつ少ないはずだから、秤さえあれば話は簡単である。そこでA社員があたりを見回すと、自動体重計があった。
この秤、10円玉を入れると、正確な目方を教えてくれるが、あいにくA社員は10円玉をたった一つしか持ち合わせていなかった。
さて、たった一回だけ量って、目方の不足な缶詰めの箱を発見するには、どうするか。
ただし、一箱に20個の缶詰めが入っていたとする。缶詰め一個は800グラムである。また、自動体重計の重さの表示は一度きりであり、重さの変動は確認できない。