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殺人、誘拐、最悪を記録＝大統領選控えたベネズエラ
【カラカスＡＦＰ＝時事】南米ベネズエラの首都カラカスの公安委員会は１２日、２０１１年の犯罪統計を公表し、
殺人と誘拐の発生件数が同国の近代史上最悪だったと指摘した。殺人は１万９０００件、誘拐は１１５０件だった。
殺人は、人口１０万人当たり６７人が殺された計算になるが、カラカスに限って言えば、状況はさらに悪く
１０万人当たり１０８人が殺されている。被害者は１５～２４歳の若者に集中しており、大半は銃殺された。
ベネズエラは１０月に大統領選を控えており、治安の改善は主要な争点となっている。
がんを克服したと主張し再選を目指す現職チャベス大統領（５７）は、若さを前面に出す野党統一候補
カプリレス・ミランダ州知事（３９）の挑戦を受ける。
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