12/03/27 08:58:24.36 ZHXvF8z90
グアラキルを抜けるとそこはペルー
私は車内で出会ったペルー人の女のことセビッチェの話題で盛り上がった後、
あそこも盛り上がっちったw
トゥンベスに着くとなぜか私とスペイン人の(今ではFBの友人)の二人しかいない。
あれれ? みんなはどこへ行ったの?
私は持っていたKFCのバスケットからチキンを取り出し警備犬に投げ与えてみた。
犬は大喜び、人も動物も西洋人には冷たい南米だが、アジア人にはみな親身に助けてくれる。
その伝統を壊したくはなかったからだ。
スペイン人にもチキンを挙げ、一路チクラーヨ行きのバス会社まで二人でトライバイクを
チャーターすることにした。値段は確か一人100円くらいだったかな?
チクラヨに着くのは朝の朝食時。私は彼に一緒に行動しようと持ちかけた。
勿論、彼はその承諾にOKを出した。旅ではこの出会いがたまらない。
チクラーヨは思いのほか素通りで、すぐにトルヒーヨで遊ぶ事を決意した。
トルヒーヨ
ペルー第3の都市。ペルー3周はしてはいないが3はなんともおめでたい。
(その時点ではまだ世界3周の途中だったけどね。)
リマーアレキパーと続き第3に発展しているが実質1番の観光処であるのは
西洋では常識。
彼はスペイン人だけあって、エスパニョールは殿下の宝刀。
私や南米人の話すスペイン語とは一味違っていた。バス会社の近くに宿をとり、
一路 太陽の神殿、月の神殿を目指す事にしたのである。