13/10/20 02:25:08.17
>>473の続き
143 名前:底名無し沼さん[sage] 投稿日:2013/01/13(日) 01:15:41.99
>>36
>第三関節の肉が少し出てきました。
医科歯科では患者に分かりやすく説明するために指先から「1つ目の関節、2つ目の関節」と説明します。
通常はDIP関節・遠位指節間関節、PIP関節・近位指節間関節と表示してある簡易スライドを見せますが
理解が出来なさそうな患者にはMP関節・中手指節間関節を「3つ目の関節」と言います。
この時患者には「3つ目の関節の周りは若干血流がみられます」と言ったものを「肉が出てきた」と勘違い
したものと思われます。
実際は出てきたのではなく指先から壊死が進行してきているので「もう一歩進行すると指が全く残せなくなりますよ」という意味です。
>骨に血が通っていれば切断から切除になるかもしれません。
これも勘違いの産物だと思いますが 切断は文字通り骨を整形用の電動カッターでカットする術式と
関節で筋と腱と組織を分離・切除して基節骨ないし中手骨はそのまま残す術式を指すのですが
いずれにしても指が物理的に欠損する事に変わりはありません。
むしろギリギリ残せる所まで残した結果神経腫ができコブ状に腫脹することが多々ありますので
再手術をして苦しむことになります。
一般的にはPIP関節の下まで壊死の進行が見られる場合はMP関節で切除することになり
術後に神経腫ができて苦しむよりも早期にリハビリを開始したほうが良い結果が得られます。
また義肢装具の製作に関しても切断後の症状固定が早いほど慣れる期間を長くとれることになります。
勘の良い方は気づいていることと思いますがこのつぶやきがされた段階でMRIの結果は出ています。
前回書き込みした時にPIP関節が所々残せると書きましたが現段階では2箇所残せるようです。
ここの書き込みを見たりまとめを見たところ精神科にかかっているようですね PSWをつけるように進言しておきます。