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マウスを使った研究などによると、体外で培養された間葉系幹細胞を静脈内に投与すると、
ほとんどが肺の細い血管で詰まってしまい、血流に乗って全身を巡ることはないという。
一方、体から採取したばかりの新鮮な間葉系幹細胞は肺をすり抜け全身に届くが、
逆に免疫・炎症を抑制するサイトカインを放出する能力がないなど、培養した間葉系幹細胞とは異なる性質を
持つことも明らかにしている。
「培養された間葉系幹細胞を安易に静脈に投与するのは大変危険だ。今後、再生医療に応用するためには、
純度の高い幹細胞を使って、生体内でどのような機能を持つのかなど、本質を明らかにする必要がある」と指摘する。