12/12/27 20:34:14.11
12月23日にNHKで放送され、元旦に再放送されるドキュメンタリーの核心部分です。
「前提の知識」
ラインホルト・メスナー
・・・人類史上初で
8000メートル峰全14座完全登頂(全て無酸素登頂)と
エベレスト無酸素単独登頂(1980年)の両方を成し遂げた
世界最高の登山家
エベレスト無酸素単独登頂はメスナーだけ。 メスナーは8月に未踏ルートで登頂した。
このメスナーに肩を並べようとしたのが日本の栗城。栗城が成功すれば世界で二番目の
エベレスト無酸素単独登頂者になり世界中に衝撃を与えることになる。 今回が4年連続
4回目の挑戦だった。
「客観的事実」
栗城はシェルパの力を借りていたという証言(Outsideのクレイグ・ベッカー氏)があり
単独とは言えない。>>68
栗城は強風という悪天候の中で7500m地点から夜7時15分にアタック開始。(通常は8000m
地点からアタック)
頂上(8848m)まで1348mの標高差があり登頂後下山まで丸2日かかる行程だった。
(栗城本人は翌日の午後の登頂予定だった。)
翌日の午前6時30分に推定では7700m付近で敗退。
両手が重度の凍傷にかかり指を9本切断予定。
「栗城の主張」
「あの強風の中で、あれ以上行っていたら帰って来られなかったし、そして自分とエベレストが
対話するギリギリのラインが、ホーンバイン・クロワール入り口の8000m地点でした。」
「NHKの判断と栗城の映像」
NHKは『栗城はたった一人で登る』と表現し『単独』という言葉を使わなかった。
NHKは敗退地点について触れなかった。
栗城は自分の姿の映像のみを見せて『ホーンバイン・クロワール入り口』到達の証拠の映像を
見せなかった。