12/11/14 19:39:49.83
無酸素・単独登頂を謳ってエベレストに
挑んでいる栗城史多が4度目の挑戦として
西稜63年アメリカンルートに挑んだが失敗
に終わった。
10月7日にBCを設け、折から入山中の
ポーランド・ローツェ隊、韓国エベレスト隊
と前後してアイスフォールを登り、ウェスタン
・クウムの6400mにC2。西稜肩に向けて
斜上しC3(7200m)を設けた。ここに3泊し
たあと16日に7500mまで進んでC3.5を
設営し、翌日19時15分に攻撃を開始した。
23時ホーンバイン・クーロワール入口に達し、
7700m付近まで進んだところで翌朝6時に
敗退。17時半にC3.5に帰った。しかし両手指
と鼻先に凍傷を受けて自力下降できず、19日朝、
BCのシェルパたちに救助を要請。その夜、駆け付け
たシェルパに助けられてC2に帰り、21日ヘリで
カトマンズに運ばれて入院した。
この挑戦は海外のサイトでも報じられたが、
「大胆な試みだ」と称賛する声がある一方、
「シェルパにサポートされ
てもソロといえるのか」と、批判的意見も
寄せられている。
池田常道 山と渓谷12月号