13/08/11 NY:AN:NY.AN AznZFicL0
福島県立医科大学の山下俊一が、米国の米国放射線防護・測定審議会(NCRP)の第49回年次総会で『福島原子力発電所事故と包括的健康リスク管理』
と題する講演を行なっています。東日本大震災からちょうど2年目を迎えた2013年3月11日のことです。
そこで、山下が発表した内容全文を入手しました。以下がそれです。
URLリンク(www.ncrponline.org)
これによると、福島では、子供で高脂血症が増え、若い男性で肝臓機能障害や高尿酸血が増えていることが
示されています。また、成人や年配者で高血圧、グルコース代謝不全、腎不全が増加していると報告しています。
米国ではそのように発表し、貴重な被曝データを得たことを誇っているわけですが、そう明言しながら、国内では、
さまざまな障害をすべてをストレスのせいにしているのです。
福島からすみやかに安全地帯に人びとを避難させてしまっていたら、こうした貴重なデータ得られなかったでしょう。
だから、福島に引きとめたのです。そして、今も引き止めているのです。
福島の人たちは、医学データを提供するモルモットの役割を負わされているのです