11/12/30 09:13:26.68 m/3HiaAj0 BE:2100411656-PLT(12346) ポイント特典
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企業、官公庁仕事納め 震災、円高、激動の１年
２８日、大手企業や官庁の多くが仕事件納めを迎えた。東日本大震災に加え、歴史的な円高に見舞われた２０１１年。
兵庫県内では中小を中心に、少しでも業績を回復しようと年末ギリギリまで業務を続ける企業が多い。県信用保証協会（神戸市中央区）も年末の資金繰りの相談を３０日まで受け付ける。
大震災で岩手県内の３工場が壊滅的な打撃を受けた水産加工会社の阪神低温（西宮市）は、今月１３日に主力の釜石冷凍工場の操業を再開した。
工場は２９日まで、本社は年末年始営業のスーパーへの商品供給で３０日が仕事納め。
３１日も出勤する社員もおり、西明義晃専務は「大変な１年だった。来年は事業の順調な回復を願う」と話した。
中小経営者からの電話相談を受け付けている県信用保証協会は「中小企業が年末の資金繰りに支障をきたさないよう、万全を期したい」とし、担当者が受話器に向かった。
「最後の商船」の建造が進む三菱重工業神戸造船所（神戸市兵庫区）はこの日で仕事納め。ただ、造船現場では一部が年末まで作業を進める。
このほか神戸製鋼所（同市中央区）やグローリー（姫路市）などは２９日から正月休みに入る。
津波で庁舎が全壊した岩手県陸前高田市では２８日、小雪が降る中、市内の高台に移転したプレハブの仮設庁舎で仕事件納めの日を迎えた。
「大変な１年だった」と出勤してきた職員の佐藤次郎さん（６１）。「亡くなった職員からも思いを託されている。その分も復興に向け頑張らなければならない」と決意を語った。
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