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21日、渋谷区のオーディトリウム渋谷にて、放射性廃棄物の最終処理を扱った
ドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』のDVD発売記念トーク&上映会が行われ、
監督であるマイケル・マドセンとNPO法人原子力資料情報室共同代表の西尾漠氏が出席、監督は、
日本人の原発への意識について「メンタル面でもメルトダウンが起きている」と発言するなど、
過激かつ本音のトークで原発問題に警鐘を鳴らした。
マドセン監督は、福島で原発事故があった際、メキシコの映画祭に出席していたといい、「テレビをつけるとちょうど福島の原発の、
一回目の爆発シーンが生で流れ、多くの人が気付いていないだろうが、大変なことになったと思った」と供懐。
この状態では、「炉の冷却システムが働いていないだろう」と思ったという。
そして、「専門家の意見を聞こうとスウェーデンへ連絡を入れると、専門家たちはスウェーデン政府から招集がかかり、
軍のシェルターのような場所に集められていた」と語る監督。
「彼らにとって地球の裏側にあたる日本で起こった事態に対し、これはどういうことなのか、スウェーデンにどんな影響があるのかを
会議を開いていて、取り合ってもらえない状態だった。それで、さらにこの事態の深刻さを感じた」と当時のエピソードを語った。
その上でマドセン監督は、「日本ではもう何年も前から精神的な、心の中の意味で、メルトダウンが起きていると思った」と衝
撃的なコメント。「もうしょうがないかという形でその原発を受け入れてしまっている。
十分な情報が与えられないことに疑問を持たず、本当に何が起きているかも知らずに受け入れてしまったことに、
メンタルのメルトダウンがあった。これは自然災害でなく、人間の過ちが犯した人災です」と日本人の原発意識に言及し、
情報開示の大切さなどを訴えた。
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