11/12/27 22:08:34.00 TNufeo71P BE:552696285-PLT(12000) ポイント特典
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ドコモ システム不十分の指摘も
NTTドコモのスマートフォン向けのサービス「spモード」で起きた今回のトラブルについて、
コンピューターやネットワークの専門家からは、IPアドレスを用いて利用者を識別する「spモード」
の仕組みが不十分だったのではないかという指摘も出ています。
「spモード」は、急増するスマートフォンの利用者の要望に応えて、NTTドコモが、それまでの
i-modeの携帯電話で使っていたメールアドレスなどを、スマートフォンでも使えるように、
去年9月から始めた有料のインターネット接続サービスです。現在、およそ670万人が利用しています。
この「spモード」では、メールをやり取りする際、利用者を識別するために、電話番号と、「IPアドレス」と
呼ばれる識別番号を利用しています。今回のトラブルについてNTTドコモは、本来、1つの携帯電話
だけに割り当てられるはずの「IPアドレス」が、アクセスの集中でサーバーの処理能力を超えたため、
誤って2つの携帯電話に同じ「IPアドレス」が割り振られたことで起きたとして、設備の処理能力の強化
などを急ぎたいとしています。これに対し、コンピューターやネットワークの専門家からは、IPアドレスを
用いて利用者を識別する「spモード」の仕組みが不十分だったという指摘も出ています。インターネットの
メールのシステムでは、多くの場合、利用者の識別に、固有のIDやパスワードなどを用います。
一方、「spモード」では、IPアドレスは利用者に固有のものではなく、同じ番号を再利用する仕組みのため、
今回のトラブルのように、誤って同じ番号を複数の人に割りふってしまうおそれもあります。
独立行政法人、産業技術総合研究所の高木浩光主任研究員は「従来の携帯電話で提供してきた
i-modeと同じ利便性を維持するために、パスワードがなくても認証できるようにIPアドレスを利用した
とみられる。しかし、再利用できないIDを用いるなど、アドレスの重複を防ぐシステムを整えなければ、
今後も小規模なトラブルが起きる可能性がある」と指摘しています。(全文はソースで)
NHK:12月27日 21時30分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)