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失敗後、やる気失いがち ニートになりやすい若者
ニート(若者の無業者)やひきこもりになる心理的傾向が強い若者は、失敗後にやる気を失いやすいことが、日米の研究者による京都大の学生への心理実験から分かった。
ニートやひきこもりの支援で「失敗しても自分は駄目だと思わせないようなメッセージが大切」という。
米国の学術誌「ジャーナル・オブ・ソーシャル・イシュー」で26日までに発表した。
研究グループは、京大こころの未来研究センターの内田由紀子准教授、米ミネソタ州立大のビナイ・ノラサクンキット准教授ら。
ひきこもりの若者への調査も踏まえ、「働く意味が見いだせない」「自分は知識や技能が低い」などひきこもりになりやすい心理的傾向を測る指標を設定。
京大生にアンケートし、ひきこもり傾向が強い群と弱い群に分け、それぞれに課題(連想クイズ)をしてもらった。
課題の結果を伝えた上で、任意で新たな課題を行った107人について、課題に取り組む時間の長さから「やる気の強さ」を推定した。
最初に成功(正答率が高い)した場合、ひきこもり傾向が強い群と弱い群は、次の課題に取り組む時間はそれぞれ542秒、495秒で、有為な差はなかった。
一方、課題に失敗(正答率が低い)した場合、ひきこもり傾向が弱い群は598秒と粘り強く取り組むのに対し、強い群は343秒と短かった。内田准教授は「京大以外の学生でも同じ傾向を示すのではないか。
ニートやひきこもりの若者の支援において、若者がほめられたり、感謝されたりする成功体験が重要になる」と話している。
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)