11/12/21 14:10:20.21 Qpbo4JjDP BE:843322526-PLT(12023) ポイント特典
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兵士たちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)問題を抱える米国防総省が、
「恐怖の消去」に役立つとされる、D-サイクロセリン(DCS)を使った曝露療法の研究に支援を開始した。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ兵士は少なくとも250,000人にのぼるが、
これまでのところ、国防総省が試してきた治療法はどれもうまくいっていない。
抗鬱薬や行動療法といった従来型のアプローチは、大失敗に終わっている。
こうしたなか、米国防総省は12月13日(米国時間)、軍が実施するPTSD研究に関して、
長期にわたって中核となる3つの研究機関に対する合計1,100万ドルの補助金を発表した。
ニューヨーク長老派教会病院ワイル・コーネル・メディカル・センター、南カリフォルニア大学、
およびエモリー大学において、D-サイクロセリン(DCS)の有効性に関する研究を専門家が行うことになる。
DCSは、恐怖記憶の消去を促進するとされている薬だ。たいてい、曝露療法(疑似体験療法)の直前に、
このDCSを服用する。
曝露療法とは、心的外傷(トラウマ)による恐怖の連想を無効化するために、
安全な環境でトラウマ的体験を再び体験するものだ。心は、過去の出来事を思い出すたびに、
その記憶を「上書きする」。曝露療法によって、患者が心的外傷の記憶をより恐ろしくないものに
書き直す方向に持っていくことで、悪夢やフラッシュバックなどの症状を著しく改善できることが
複数の研究で示唆されている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)