11/12/20 23:44:06.36 JbJGo7S10● BE:1013479283-PLT(12008) ポイント特典
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『島耕作』シリーズで知られる漫画家・弘兼憲史氏や、作家の東野圭吾氏、『北斗の拳』の
原作などで知られる武論尊氏らが2011年12月20日、書籍をスキャンして電子ファイルを
作成するいわゆるスキャン業者2社に対し、行為差し止めを求める訴えを東京地方裁判所に
提起した。漫画や書籍のスキャンは、インターネット上で「自炊」とも言われるが、原告らは
「自炊は代行し得るものなのか疑問」として、「自炊代行業者」ではなく「スキャン業者」と
呼んでいる。
被告となったのは「スキャンボックス」(有限会社愛宕)、「スキャン×BANK」
(スキャン×BANK株式会社)の2社。原告側によると、昨年初頭には数社だったスキャン業者は
今年9月に約100社になるほど増加している。また、スキャンするために裁断された書籍が
Yahoo!オークションなどで販売されている現状もあり、弘兼氏ら原告団は
「『自炊』は著作権法上の『私的複製』として認められていますが、専門業者による
(まして大規模な)その代行は私的複製では到底ゆるされない」
として、訴えを起こした。訴えはスキャン行為の差し止めを求めるもので、損害賠償の請求は
行っていない。
会見で、「日本国内で電子書籍がちゃんと流通していれば、こうした事態にならないならずに
済んだのではという見方もあると思うが、作家の皆さんはどのようにお考えか」との質問が
なされると、「電子書籍での出版を認めてない」という作家の東野圭吾氏は、
「『電子書籍を出さないからスキャンするんだ』という業者にはこう言いたい。
『売ってないから盗むんだ』、こんな言い分は通らない」
と、憤りをあらわにした。
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