11/12/17 10:22:31.38 eq/pn/Nh0 BE:884886427-PLT(12018) ポイント特典
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URLリンク(news.livedoor.com)
東京電力福島第一原発に、夏場約2カ月間にわたって作業員となって
潜入取材を行い著書「ヤクザと原発~福島第一潜入記~」を発表した
フリージャーナリストの鈴木智彦氏。自身が見たことや取材を通じて
知り得たことを15日、東京・外国特派員協会で講演した。福島第一を
「ぶっちゃけ、完全にアウトな状態」と語った。
■「働いてみない?」と誘われ日当2万円で働く
「ぶっちゃけ、完全にアウトな状態にあります。取材をした技術者たちによると
、極端な話をすれば、原発の中に住んでいるようなものだそうです。日本の
原子炉作業はすべて不正の上に成り立っています」
鈴木氏は、7月から8月22日まで、東電福島第一原発で作業員として勤務した。
まだメディアが入ったのは、合同取材の1度だけ。それも東電が決められたコースを
巡っただけだが、作業員が目にした光景は、恐ろしく違うものだった。
いわき市内の取材をしている最中に、働かせてくれるという所があり、潜入取材
することになったのだという。T社系のプラント会社と契約し、専門技能や資格が
無い鈴木氏は日当2万円で契約したそうだ。
中にはリーダークラスの高い作業員では、月100万円を超える人もいたという。
ただ、それは過酷な環境、いや命がけの職場環境だからこその高給でもある。
職場の中は、いったいどのようなものなのか。
東京電力は福島第一への立ち入り取材は受け付けていない。鈴木氏は、
カメラ付き腕時計、首から提げた袋にカメラを入れたりするなどしてその様子を克明に記録した。
■線量計は無意味
作業員は、線量計(APD)を着用して、自身の線量を管理することになっている
。しかし、それは完全な建前だという。
「線量計には裏表があって、それを逆につけるだけで作業時間は10分伸びます。
あと、(作業場の)上部の方が線量が高い時はクツ下の中に入れます。それで30分は
作業時間が伸びます。原子炉の上で作業する時は、肩に乗せます。極端な話、
(着用せず)置いていきます」