11/12/16 14:00:59.93 4+NkAXic0 BE:1095593459-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/red.gif
URLリンク(news.kanaloco.jp)
「子ども守りたい」「現地苦しめる…」日光への修学旅行、父母ら葛藤の反対署名/神奈川
東京電力福島第1原発事故の影響を心配し、小学校の来年以降の修学旅行先を栃木県日
光市から変更するよう求め、相模原市の父母らが15日、署名を市教育委員会に提出した。
14日にも綾瀬市で署名が提出され、横須賀、座間、海老名市でも同様の動きがある。
県内と比較して空間放射線量が高いことが理由だが、行き先変更の声を上げることが現地
の人たちを苦しめることにつながるのでは、という葛藤を抱えながらの行動だ。
2464人分の署名を手に相模原市教委を訪れたのは、市内の保護者でつくる
「こどもまもりたい」の能勢広さん(42)。「放射性セシウム134の半減期にあたる
2年間は、とりあえず行かせないでほしい」。言葉を選びながら要望の趣旨を説明した。
「市内は0・1マイクロシーベルトだが、日光は0・2から0・5という値も見られる。
放射線の影響を受けやすい子どもを、わざわざ線量の高い所へ行かせたくない」。綾瀬市
に2944人分を届けた「綾瀬っ子の未来を守る会」の立花陽子さん(43)は言う。
小学5年生の長男と4年生の長女がおり、長男は「日光なら行かない」と話しているという。
一方で複雑な思いも口にする。「日光の観光業は打撃を受けていると聞く。強く反対す
ることが、さらに苦しめることにならないか」と能勢さん。立花さんも「被災地支援のた
め、大人がこぞって観光に行くよう促す取り組みはできないだろうか」と話す。
声を上げづらい理由はほかにもある。相模原市ではことし市内72校中71校が日光へ
向かったが、市内の母親(49)は「子どもが行きたがっているからと、声を上げない親も
多かった。事前の説明会でも、中止になってしまったら困る、と反対しづらい空気があった」と振り返る。