11/12/16 04:28:06.06 PxAoDH+rP BE:621783959-PLT(12000) ポイント特典
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■福島3号機:現場独断で冷却停止…3月13日、高圧注水系
東京電力福島第1原発事故で、3号機の原子炉を冷やすための最後の要となる「高圧注水系(HPCI)」が
3月13日に現場の独断で止められ、再起動できなくなっていたことが、政府の事故調査・検証委員会の
調べで分かった。3号機は翌日、水素爆発した。1号機でも冷却装置「非常用復水器(IC)」が止まったが、
吉田昌郎前所長が稼働していると誤認して事故対応していたこともすでに判明している。指揮系統が機能
していなかったことが重大事故につながった可能性がある。今月末に公表される中間報告書に、こうした
対応が不適切だったと記載される模様だ。
◇政府事故調、中間報告へ
東電が今月2日に公表した社内調査中間報告書などによると、3号機では東日本大震災が発生した3月11日、
電源が喪失し、「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」と呼ばれる別の冷却系が作動、原子炉に注水した。だが、12日
午前11時36分には原因不明で停止。原子炉の水位が低下し同日午後0時35分にHPCIが自動起動したが、
13日午前2時42分に停止した、としている。
複数の関係者によると、事故調が経過を調べた結果、運転員がバッテリー切れを恐れ、吉田前所長の判断を
仰がずHPCIを止めたことが分かった。その後、HPCI、RCICともに起動を試みたが再開しなかった。報告書は
「HPCIを止めない方がよかった」と指摘する見通し。
一方、報告書は津波対策にも言及するとみられる。東電は08年、想定していた高さ5・7メートルを上回る
10メートル超の津波の可能性を試算したが、社内で「防潮堤のかさ上げは費用が高くなる」との意見が出された。
当時原子力設備管理部長だった吉田前所長らが「学術的性格の強い試算で、そのような津波はこない」と主張した
こともあり、具体的な対応は見送られたという。
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