11/12/12 21:13:18.62 s+Y61jqo0 BE:1790942696-PLT(20438) ポイント特典
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現代の20代、30代の人たちには、より上の世代にはごく少ない独特の体型が増えているという
確かな印象を、私はもっている。それは「幼児体型」と言えるものだ。男性の場合、大人の男の
精悍さがなく、ぷよっとしてしまりの乏しい体型である。女性の場合、色気があまり感じられず
バストやウエストなどの凹凸も少ない。肌の艶もあまりよくなく、いわゆる「恋をすると女性は
綺麗になる」の逆の状態だ。男女とも、顔つきが子供っぽく、大人の顔に刻まれる個性が薄い。
人の体型にはさまざまなタイプがある。逆三角形、筋骨隆々、直線的、丸みを帯びた、などで、
これらは生涯にわたるその人の個性だが、ここでいう幼児体型はそれとは異なる。卒業すべき体型を、
大人になっても持ち続けている不自然さがある。現実の異性に働きかける行動やセックスの能力には、
腰椎のその発達が必要だという。幼児体型の人は確かに腰椎のカーブが浅く、腰椎3番が中にぐっと
入っていないために、腰の重心が高い腰高に見える。
数年前「電車男」が映画化、ドラマ化された時に、オタク青年を演じた山田孝之や伊藤淳史が、オタク
らしい服装をしたが決して本当のオタクには見えなかったのは、彼らが幼児体型ではないからだった。
性的身体の発達の要である腰椎の発達は、ア二メやゲームの二次元世界ではなく、自分自身が関わる
現実として異性を意識して行動することで促され、その結果、腰椎が発達すると、さらに異性を意識した
行動が高度にできるようになる。思春期や20代に二次元世界に惑溺することは、身体に取り返すことが
難しい影響を残すと言える。性的に未発達な身体の増加を、社会は真剣に問題にすべきではないか。
(明治大学文学部准教授 平山満紀)
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