11/12/09 19:26:06.21 DVEpBtLB0 BE:148543542-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/bokkiage_2.gif
「非常用復水器」すぐ稼働なら炉心溶融なかった 原子力安全基盤機構調査
原子力安全基盤機構(JNES)は9日、東京電力福島第1原発1号機で、
非常時に原子炉の圧力を下げて冷却する「非常用復水器(IC)」が津波から45分以内に
稼働していれば、炉心溶融に至らなかったとする解析結果を公表した。
ICは今回の事故でも地震直後に自動起動したが、10分後に原子炉温度が急激に下がり、
運転員が手動停止。再起動させたのは津波から約3時間後の3月11日午後6時18分だった。
この時点で、すでに燃料は溶融し始めていた可能性が指摘されている。
JNESは津波襲来から約45分後の同日午後4時15分にICを再稼働させたと仮定した
シミュレーションを実施。その結果、原子炉の水位は維持され、燃料の溶融が防げたという。
ICは電源を失った際に唯一稼働可能な冷却装置で、今回の事故でも稼働状況が適正だったかが、
事故検証における重要な争点の一つとなっている。
再起動が遅れたことについて、東電は保安院に対し「津波直後の数時間はプラント全体の状況把握に
取り組むのが精いっぱいで、ICに集中して対応できる状況ではなかった」と説明している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)