11/12/09 10:01:55.99 D8UNNYVl0 BE:2709132285-PLT(12000) ポイント特典
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サムスン(Samsung)がアップル(Apple)の最新型スマートフォン「iPhone 4S」の販売差し止めを求めてフランスで訴えを起こしていた裁判で、
現地時間8日にこの訴えを退ける判断が下された。
サムスンは、iPhone 4Sで使用されている無線関連の技術が、自社の保有するW-CDMA通信方式関連の特許2件の無断使用にあたると主張、
同端末が発表された翌日の10月5日にフランスとイタリアで、また同月17日には日本およびオーストラリアで、同端末の販売差し止めを求める訴えを起こしていた。
今回の判決で、パリ大審院(Tribunal de Grande Instance de Paris )は、サムスンの訴えを「不相応な訴え」として退け、さらに同社にアップル側の
裁判費用10万ユーロ(13万3900ドル)を負担するよう命じたという。イタリアでもすでにサムスンの訴えは却下されており、今回の判決が
追い打ちをかける格好となった。
なお、知財分野に詳しいコンサルタントのフローリアン・ミューラー(Florian Mueller )氏は自らのFOSS Patentsブログ記事のなかで、
「フランスでの訴訟に関する限り、サムスンの動きはひどい失敗に終わった」とし、3G関連のいわゆる「FRAND」特許侵害を根拠に
訴えを起こしている「サムスンの戦略には根本的な欠陥がある」との見方を示している。