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国立社会保障・人口問題研究所はこのほど、「第14回出生同行基本調査 結婚と出産に関する全国調査 独身者調査」の結果を発表した。
全国の18歳以上~50歳未満の独身者を対象に、平成22年6月1日現在の事実に付いて調べたもので、有効票数は1万581。
結婚することに利点があると感じる未婚男性は62.4%、女性は75.1%となり、逆に独身生活に利点があると考える未婚者は男性81.0%、女性87.%と高い割合となった。
結婚の利点に関する感じ方についても就業状況で異なり、男性は特にその違いが大きく、正規職員や自営・家族従業として働いている人は結婚に利点を感じる割合が高い(正規職員で69.9%、自営・家族従業等で68.9%)。
さらに、結婚することを考えた際に気になることを質問すると、男女共に「自分の生活リズムや生活スタイルを保てるか」が最も多く(男性48.7%、女性60.5%)、以降「余暇や遊びの時間を自由に取れるか」「お金を自由に使えるか」という順になった。
異性との交際については、「交際している異性はいない」と答えた未婚者は男性61.4%、女性49.5%。
さらに、交際相手を持たず、かつ交際を望んでいない未婚者が男性27.6%、女性22.6%を占めた。
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