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>>9続き
これに驚いたのは東宝だ。本多フィルムに対して同月19日に、書面で返事をした。
>当社は、昨年、貴社の代表取締役である本多隆司氏に当社の立場をすでに説明している。
>そもそも、故本多監督及び同監督の著作権の承継者である(妻の)本多きみ氏からは、
>ゴジラキャラクターの件について、未だかつて一切何らの異義を受けたこともない。
>当社は本多監督の著作権問題について話し合いの必要があるとは考えていないが、お会いする用意はある。
この後、本多フィルムは「本多きみ氏を含む本多家の著作権の管理を任されている」と報告。
本多フィルムと東宝の話し合いが続いたが、「ゴジラ」の著作権について両者の主張は全くかみ合わなかった。
ゴジラの産みの親は誰だ?
◆東宝の主張(2010年5月14日付け書面による)
1.映画「ゴジラ」の撮影用台本は、故本多氏及び村田武雄氏が共同で著作されたものとされているが、
この台本完成以前に、香山滋氏が著作した検討用台本が存在している。
2.ゴジラのキャラクターは、もともと製作者である(東宝のプロデューサー)田中友幸氏が発案したもの。
香山脚本は、香山氏が田中氏の発案創意に基づき創作したものであり、ゴジラ・キャラクターの基本的な特徴は、香山脚本に表現されている。
3.ゴジラのキャラクターは映画化にあたり、製作者の田中友幸氏のイメージ及びアイデアに基づき造形され、同氏の監修の下で製作された。
4.当社は、ゴジラのキャラクターの著作者である田中氏及び香山氏から、その著作権を承継取得している。
田中氏は1997年4月に亡くなるまでに製作された「ゴジラ」映画シリーズ22作品全ての製作を担当。
当社は、田中氏から「当社がゴジラのキャラクターの著作権を持つ」という旨を確認している。
5.故本多氏は、「ゴジラ」映画シリーズ28作品のうち、8作品の監督を務め、そのうち2作品の共同脚本家ではあることは認める。
まだまだ続く。