12/01/26 18:37:45.65 9k0p9Mn0
>>214
冷静な判断はしたんだと思うけどね。
発見したとき、おそらく氷点下の屋外だから、普通ならば救急車で病院へとなると思われるが、なぜか自宅へ連れ帰っている。
このあたりでも、気が動転しながらも、冷静に状態を判断しての行動だと思うし、
母親になるという決断も、翌朝の海辺。
渡り鳥に向かって『怜奈も連れてって』と叫ぶ姿で、決断したんだと思う。
ここまで、戸惑いながら、熟慮していたと思うが。
そして、寝台特急に乗り込むシーンのアイコンタクト。
奈緒は雑誌記者に出会ったことで、また一瞬の躊躇が生まれた。今ならまだ引き返せる・・・と。
そうした躊躇を見透かしたような、アイコンタクト。
怜奈が奈緒を促していたように感じられた。
それまでの警察などの対応から「自分が連れ出すしか、この子は救えない。ならば、母になろう」という判断と決意が生まれた。
これは、奈緒の性格からも、衝動性はあったにせよ、熟慮した上での覚悟だと思う。
もちろん、誘拐、逃亡の人生だから普通の生活は送れない。
まさに無謀な行為。『衝動的だったからこそ』とも言えるでしょうから、私の妄想、思い入れでもかまいませんが(笑)