幕末剣豪強さ議論と雑談at NANMINHIS
幕末剣豪強さ議論と雑談 - 暇つぶし2ch175:白馬青牛 ◆cjIySZ2iYw
10/04/10 00:12:31
>>171
今日は広島は雨じゃけぇ、花見なんか事んならんよ。
>>172-173
道場の曲芸の巧い人のことね。作家の津本陽氏も、
「僕が剣豪小説を書き始めたのは『孤独な武者振り』という三十枚の短編
からで、昭和三十年頃ですかね。大阪の西印刷の道場で稽古をしてたん
ですよ。そうしたら五十歳位のヒョロヒョロの人が来て、もう一人やや若い
人と二人で。それでボロボロの防具を着けて道場の上手に立って「誰か稽古
せんか。わし四段やねん」て言ってるんですよ。
 そうしたら第一銀行の人で六段錬士の結構選手として活躍した、連続技を
得意としている強かった人ですが「ヨーシ」とばかりに。それで立ち合った
のだけど、竹刀がひっついてしまって離れないんですよ。ガチャガチャと
なって。普段なら打ち込んでガチャッとなったら、パッと飛び退いてから
バーンと打ったり、色々と技が出るわけですよ。それが何もできない。
飛び退ろうとしてもガチャガチャと竹刀が離れない。
 それで道場の隅まで行くと、ポンと突いてくるからハッとして竹刀を
払うと、その瞬間に小手を取られるんです。
それで同じことを三回繰り返して、すべて突きから小手を打たれて、
六段錬士の方が「恐れ入りました」と言った。すると大先生のような口調で
「もっとやろう」と、それからまた五、六回やった。終わって面を外したら
六段錬士の方は顔が真っ青で汗をビッショリかいて。とにかく突きから
小手と、それしかやらないから、わかっているのだけどやられてしまう。
ベタ足で間合いもとらず、打ち込んで行くと竹刀が離さない。」


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