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アイドル歌手から孤高の歌姫となった安室奈美恵が、7月28日発売の雑誌「Numero TOKYO」(扶桑社)9月号で
ロングインタビューに応じた。デビュー20周年を迎える現在も常にチャレンジ精神を忘れない安室。
その原動力は20代半ば、「もう安室奈美恵は終わったね」という世間の反応だったという。
安室は同誌でそうした声について「すーごいいました。ほんとにいた。でも、それがいちばんの原動力だった」と
キッパリ。続けて「私、小さい頃からあんまりほめられて育ってないので、そろそろダメかもねって言われれば
言われるほど、すっごいがんばれる。それがもう、いつも私に火をつける。ほめられると迷ってわかんなくなるから、
ダメになっちゃう」と語った。
音楽関係者は「口下手な彼女がここまでしゃべるのは異例なこと。逆を言えば、今の自分に絶対の自信を
持っているということでしょう」と話す。世間の「安室ちゃん終わったね」という声以外にも、彼女を奮い立たせたのが
当時の所属事務所の扱いだという。
「過去何度もNHK『紅白歌合戦』に出ていた安室さんが、ここ数年一切出演しないのは、本人が頑なにオファーを
断っているから。それはNHKに対する不満ではなく、事務所に対するもの。
実は、安室ブーム終焉後、本人は紅白に出たかったのに所属事務所が積極的に“営業”せずに落選したことがある。
これにブチ切れた彼女は、それ以来どんなに事務所に紅白出場を頼み込まれても『あの時、見捨てたじゃん』という
姿勢を崩していません」(舞台裏を知る関係者)
アイドル路線から脱却し、R&Bアーティストとして確固たる地位を築いたのも、セルフプロデュースという自負がある。
「現在、事務所と安室さんの関係は微妙のようで、彼女のやることには誰も口を挟めないそうです」(同)。
世間の反応だけでなく、「もう落ち目」と見ていた事務所に対する反骨心も、今の安室を形成しているようだ。
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URLリンク(www.cyzo.com) 安室奈美恵