13/06/08 14:56:45.93 GVSBXnvW
>>502
そもそもなぜ、「過大な景品類の提供の禁止」の法律があるかといえば、
それは原価に占める景品額が大きくなると、事実上の「賭博」や「富くじ」となるから。
むかし1枚3千円のタオルが売っていて、それには大相撲の勝敗の予想を書く用紙が同梱してあり
予想を書いて送り、当った人には豪華商品が貰えるようになっていた。
タオル自体は普通のもので、タオルに3千円の価値を感じて購入する人はいるはずもなく、
付録である相撲懸賞目当てで購入しているのです。
事実上の賭博や富くじと機能していたのです。
この抜け穴を規制するために、景品総額は販売総額からの割合で規制するようになった。
2%の還元率になれば、そこに賭博や富くじ目的で購入する人はいなくなる。
そして話をAKBの生写真に戻ると、生写真の価値の差は、推しメンとそれ以外では
何千倍の価値が違うと感じたり、全種類のコンプまでの最後の1枚の価値は高く感じたりと
それぞれのファンによって違えど、誰の目から見ても特定の生写真だけが大きく価値が違うと格差は認められない。
オークションで売買されるのは、人によって価値の差があるから、それを埋めるように
交換市場として機能しているだけであって、絶対的な価値の格差が存在しているわけではない。
また特定の写真が高値で取引されているとしても、それは需給バランスのズレと
その希少性による価値であり、仮にその特定の写真を増産しても
その高値で取引されるかといえば、そうではない。それは絶対価値ではなく、相対価値だから。
という事で、ここに賭博や富くじの要素は全くないので、これは懸賞とはならないのです。