12/04/24 00:10:54.37 qHG9oF9m
・・・前略・・・
それ(藤原新也の『メメント・モリ』)に比べると、ミスチルの詞は幼稚だ。
第一に剽窃が多い。
例えば「Tomorrow never knows」(97年)はビートルズの名曲(66年)のタイトルそのままである。
原曲は「死は必ず来る。しかもいつ訪れるかわからない」
という人間不在の不条理そのものに斬り込んだ曲だ。
この歴史的名曲と同じ題を30年後に冠するからには、ビートルズが歌った「死」の解釈を租借し、
自分の言葉で新たなプラスアルファを生まなければ、安易な言葉の剽窃にすぎない。
が、桜井は<誰も知ることのない明日>としか歌っていない。
惨敗である。・・・中略・・・
これは私見にすぎないが、桜井の詞は中途半端である。
草野ほど奥深い比喩を駆使する器用さもないし、イエモンほど写実的でもない。
陳腐な表現を振り回し、いつまでたっても男女愛というテーマの周辺を不器用にウロウロしている。
そう結論をせざるをえない。・・・後略・・・
無邪気な「メメント・モリ」 (烏丸道【ジャーナリスト】)より