13/11/08 10:24:17.27 xACgBqg+0
5 :諸星カーくんφ ★:2013/11/08(金) 09:55:29.81 ID:???0
(>>1の続き)
日本国内では7月、日米安全保障条約運用協議会で、防衛庁(当時)の久保卓也防衛局長が「アジアにおける機動戦力の必要性を
踏まえると、米国の海兵隊は維持されるべきだ」と主張。
当初、海兵隊の日本への駐留の有効性に疑問を抱いていたシュースミス駐日首席公使は11月、外務官僚との会談を踏まえ、
スナイダー米国務次官補に対し「日本側の海兵隊重視は日本に対する交渉上のてこになる」と進言。在沖米軍基地の大幅縮小を
訴えていた国務省も日本政府が在沖海兵隊を必要とすることに乗じて日本側の財政支援を引き出し駐留維持を志向するようになる。
■「日本政府が障害に」
我部政明琉球大教授(国際政治)の話
軍の動きが公文書で出てくることは極めて少ない。ベトナム戦争が休戦に向かい、アジア全体が緊張緩和に向かう中で在沖海兵隊
の撤退が、米国で真剣に議論されていた可能性がある。沖縄の米軍基地の整理縮小に日本政府が大きな障害となってきたことが
あらためて分かる。
(終わり)