13/12/02 10:35:22.74 B9IXiyq30
>>372
天草:ポルトガルの宣教師も食べた? 420年前のクリスマスディナー再現
約420年前の日本にもクリスマスディナーがあった!? キリスト教文化が盛んだった
熊本県天草市の食材を使った当時の祝祭メニューが、天草市やJA、漁協、観光協会などで
構成する天草市インショップ協議会によって再現され、東京都渋谷区のポルトガル
料理店 「クリスチアノ」 で披露された。
天草はポルトガル人宣教師によってキリスト教が広まり、1591年に日本で唯一となる
コレジョ (カトリック大神学校) が建つなど、南蛮文化が花開いた場所だ。クリスマスには
ミサが開かれ、宣教師と信者らでクリスマスを祝う食事を囲んだと考えられることから、
ポルトガル文化に詳しい編集者の馬田 (ばだ) 草織さんが、イエズス会宣教師の記録や
書簡をもとに考案した。
披露されたのは 「天草たこごはん」 「ポルトガル式ポトフ・天草風」 「イチジクの天ぷら」 の三つ。
馬田さんによると、カトリック信者はクリスマスイブに肉食を控えて魚を食べる習慣があり、
現在でもポルトガル北部ではイブにたこごはんを食べる家庭があるという。一方の
天草にはポルトガル人が残した南蛮文化の名残とも伝えられる「たこめし」が郷土料理として
受け継がれており、天草の地ダコを使った「天草たこごはん」もクリスマスイブの
一品だったのではと想像できる。