13/11/22 20:14:18.70 QHQif2BM0
>>540
福島で「ゲノム解析」 被ばく調査で環境相表明
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
「健康に影響がない」ように避難や除染や食品流通の放射能防護政策を否定する壮大なる人体実験だ、
という考えもあるが、これはこれでいいことだと思う。
セシウムが特定のゲノム番号の損傷をもたらすっていう研究があるが、これが進むと統計的相関関係→因果関係認定という補償認定がダイレクトに個人のゲノム解析でできるようになる可能性がある。
放射能のもたらす遺伝子異常による奇形も、形質的じゃない目に見えない「奇形」のほうが圧倒的におおいからね。ガンとか。
まあ、この研究が進むと個人でも訴訟を起こせるようになって、補償費用が膨大になる恐れがあるが、それは別の問題だ。
うがった見方をすると、国がこのゲノム研究を「御用」化するために予算をつけようとしてるのかもしれないけど、日本だけの研究じゃないからね。
つうかこの研究を福島の子供たちの細胞を冷凍保存してデータベース化するべきなのにやっているというアナウンスがない。
これやると「統計的ギミック」でごまかせないから。
まあ、いまさらだけど、こういう流れもるだよ。「統計的有為」ではなくメカニズム自体を研究しようとする試み。
つうか、統計自体は「科学」じゃない。
それにしがみついて一歩前に出ないのは、原子力ムラがそういう体質だから。
ガンの研究で「煙草」や「飲酒」を無理やり合算因子にした(>>503)のも「統計的アプローチ」だから可能なわけ。
本来、 環境リスクである放射能と生活リスクである喫煙や飲酒を合算すること自体が間違ってる。
発病のメカニズムも違うからね。
原子力ムラの「統計的リスク論」は政治的には有効だけど、科学的にはもう崩壊してるよ。