13/02/06 22:53:51.95 DzpWS2Qa0
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リーマンショック以降、円はドルに対して三〇パーセントも高くなった。
一方、韓国のウォンはドルに対して三〇パーセントも安い。
ということは、エルピーダは(というより日本の輸出企業の多くがそうなのだが)、
韓国製品との競争において六〇パーセントものハンディを背負うことになったのである。
六〇パーセントものハンディを背負わされては、産業政策や生産性向上の努力では、絶対に太刀打ちできない。
つまりエルピーダは、円高によって破綻したのだといえる。
円高を放置してきたのは、それを止めることができたにもかかわらず無策だった日銀だ。
そう、エルピーダは日銀に潰されたのである。
---「アメリカは日本経済の復活を知っている」五八頁