13/04/01 23:00:46.11 7P0479SQ0
>>806
どうだろう。
明確には分からないけど、息子を溺愛してたのと、アンチ・アレクサンドラ皇后という共通点はあったから、
まったく断絶ということはまず無いと思う。
キリルが国を追われてた時に仕送りしてたのぐらいだし。
マリア・パヴロヴナはともかく自分が一番じゃないと気が済まないタイプの人間で、自分よりも上の立場のアレクサンドラ皇后とも仲悪かった。
皇后は兄エルンストの元妻であるダッキーが、兄から逃げたあげく兄の性的傾向を言いふらしたことが許せなくて、
皇帝ニコライ2世はキリルとダッキーの結婚を認めなかったから、マリア大公妃は皇帝と皇后の悪口を言いふらしてたらしい。
(ニコライ1世の孫のニコライ・ニコラエヴィチ大公が離婚歴のある女性と結婚するのを皇帝が認めたので、
ウラディミール大公とマリア大公妃が「キリルとダッキーの結婚も認めろ!」とごねて、結局皇帝が許した。)
キリルがダッキーとの結婚について言及した時、「愛人にしたらいいじゃない」と言ったらしいから、
ダッキー自身は気に入らなかったんだろうけど、自分の息子が爪はじきにされることに比べたら、
道徳的なものなんて小さなことだったんだろうと思う。