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内柴被告、元同僚に恨み節「嘘使ってでもかばってほしかった」 第3回公判
・指導していた大学の女子柔道部員を合宿先のホテルで乱暴したとして、準強姦罪に問われた04年アテネ、
08年北京両五輪柔道金メダリスト、内柴正人被告(34)の第3回公判が26日、東京地裁(鬼沢友直裁判長)であった。
内柴被告の後輩の男性コーチが証言に立ち、事件後、内柴被告から“恨み節”のメールが送られてきたことを明かした。
「口裏を合わせてでも、本当も嘘も使ってでもかばってほしかった」
メールの内容を証言したのは、内柴被告が事件当時コーチを務めていた、九州看護福祉大(熊本県玉名市)女子柔道部の
後輩男子コーチ。届いたメールは捜査機関が保存しているという。
さらに、事件前に、被害者が酔いつぶれることになったカラオケ店での様子について、「内柴被告が被害者にかぶさり、
キスのようなことをしていた」などと語った。
また後輩コーチは、内柴被告が事件後に大学から解雇され、夫人が私物の荷物を引き取りに来た際、夫人から
他の人を通じて「怪しいものは処分してくれないか」と頼まれたと証言。具体的にはシャワー室に隠してあったコンドーム、
師範室に隠していたバイブレーター、放送室にあったわいせつなDVDなどのことで、後輩コーチが処分したという。
さらに「(内柴被告が)奥さんに土下座しているのを見た」とも証言した。
公判は27日の第4回も証人尋問、28、29日には被告人質問が予定されている。
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