12/11/15 11:33:56.39 eBqZL7e70
『冷たい熱帯魚』ってスプラッターホラー&サイコをアート的にしたフィクションだと思ったら、
実話がもとだったんですね。この尼崎事件にあてはまる人間の本質が描かれてて、驚きました。
・元々は社会的に真面目で大人しい父親(主人公)。彼が金銭トラブルから連続殺人に巻き込まれていく。
・おどましい連続殺人犯一派(尼崎での美代子・李・伯父・三枝子のような)に組み込まれたのは、ふとした出来事
・主人公は、死体遺棄の共犯をさせれれ、かつ娘や妻が人質となり、ケーサツに垂れ込めない状態
・連続殺人犯一派は暴力と笑顔を使い分けて、主人公一家をコントロール
・主人公の家族の小さなスキマは、殺人犯に利用され、家族はバラバラに。特に娘は早々に殺人犯一派に魅了されとりこまれる。
・元々気が優しい父親(主人公)が、凶暴な性格に → 最後は殺人も犯す
・殺人一派どうして殺し合い
まさに、この事件を裏書きするような「人間の本質」が描かれていた、凄い映画でした。
川村や谷本父も、あんな感じの優しい人だったんだろう。