12/11/26 12:22:32.09 VKf7nd6KO
伊坂幸太郎の「魔王」を読んだ。
アメリカ依存から離れようという考えの右翼カリスマ政治家が現れ、日本を改革しようとする。
大衆はカリスマ性に流され、きっかけもありその政治家を支持し、
国民投票で9条も改正する方向に流れていく。
主人公は流されて動く大衆に危機感を覚え、その政治家の改革を阻止しようとする。
この本は2005年の小泉政権時代に書かれた小説らしいけど、作中のカリスマ政治家がやろうとしていることと
安倍さんがやろうとしていることがだぶって、安倍さんを批判されている気分になってしまった。
実際はそうじゃなくて、考えず流される大衆の批判や読んだ人に政治について考えさせたいんだろうけど。
家にあった旦那のを何気なく読んだらタイムリーな内容だったからちょっとびっくりしたわ。