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安倍首相は、強制連行の証言などないと言っていますが、
例えばこの東ティモールのケースを見ても分かるように、
権力をちらつかせて集めさせたものが強制ではなかったということができるでしょうか。
2006年1月に、東ティモールの首都ディリで、「慰安婦」被害者の公聴会が開かれました。
「慰安婦」にされた東ティモールの女性7名が、初めて公の場で自らの被害を語ったのです。
東ティモールの調査は、古沢希代子さんや松野明久さんらにより精力的に調査が進められてきましたが、
その中で、キサル島のレベラン村の村長だったヤコブ・モーゼスさんが、
日本軍に「村の女のリスト」を作成するよう命じられたことも分かりました。
日本軍は現地の村長やリラウイ(王)など地元の有力者を脅して、
「ノナ・マニス」(「慰安婦」)にする女性たちを集めさせたのです。
女性たちは、拒めば両親や家族を殺すと脅され、抵抗することも拒絶することもできず、
「慰安婦」や「現地妻」を強いられたのです。
これはほんの一例ですが、安倍首相がいう「証言がない」というのは全く根拠のない主張です。
彼が、被害者の声に耳を傾けていないだけなのです。