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■自民総裁選 5候補すべて金権体質/パー券販売 料亭で豪遊
自民党の総裁選(26日投開票)が行われています。
テレビや新聞は、だれそれが有利だとか、先行していると報じますが、5候補の「政治とカネ」を点検してみると、
いずれ変わらぬ金権体質など、旧態依然ぶりが浮かび上がってきます。
本紙は、各候補の資金管理団体と、各候補が支部長を務める政党支部について、
2010年の政治資金収支報告書と政党交付金使途等報告書を調べました。
これによると、資金管理団体と政党支部を合わせた年間収入は、町村信孝元官房長官、安倍晋三元首相が2億円近く集めているほか、
石原伸晃幹事長が1億1200万円、林芳正政調会長代理が約7000万円、石破茂前政調会長が4100万円といった具合。
5候補とも、資金管理団体が、「囲む会」「政経セミナー」「励ます会」などの名目で、一夜で千万円単位のカネ集めをしています。
政党助成金導入と引き換えに、政治家個人への企業・団体献金は禁止となったのに、
“抜け道”の政党支部で、企業・団体献金をせっせと集めています。
このうち、安倍氏は、関西電力グループの「きんでん」12万円など、5万円以上の献金を139社から受け取っています。
政治資金で飲食
支出では、ほとんどの候補が、政治資金で飲み食いをしているのも特徴です。
石原氏は、「渉外費」名目で、東京・赤坂の料亭や高級ホテルなどで、計167回、609万円の飲み食い。
2~3日に1回という精勤ぶりです。
安倍氏も回数は101回ですが、金額は661万円、1回平均6万円以上の豪遊です。
URLリンク(news.livedoor.com)
政党助成金で豪遊する自民党候補